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リモートビュー ログイン 導入ガイド:情シスが押さえるべきポイント

2026.10.27
  • 活用ヒント
RemoteViewのログイン導入ガイド。情シス担当者が押さえる初回ログインの流れとセキュリティ設定

テレワーク対応や拠点の遠隔管理を任された情シス担当者が、RemoteViewの導入で最初につまずきやすいのが「どこにログインするのか」「何を先に準備するのか」という全体像です。

この記事では、ログインで使う2種類のアカウントの違い、初回ログインの流れ、展開前に整えたいセキュリティ設定、ログインできないときの確認ポイントを、RemoteViewヘルプデスクの内容に沿って整理します。

📌 この記事でわかること
  • ✔ログインで使う「Webログインアカウント」と「Agentアカウント」の違い
  • ✔ご契約後、初めてログインするときの流れ
  • ✔展開前に整えたいセキュリティ設定6項目
  • ✔ログインできないときに確かめる順番

✨ [要約] RemoteViewのログインでは、サービスページに入るための「Webログインアカウント」と、接続先PCにつなぐための「Agentアカウント」の2種類を使います。初回は、管理者アカウントでログインしてメールアドレス認証と2段階認証を済ませ、接続先PCにAgentをインストールしてから、ユーザーの作成や各種設定に進みます。展開前に2段階認証や許可IP・MACアドレス設定などを整えておくと、不正ログインのリスクを抑えられます。

RemoteViewのログインで情シスが最初に確認すべきこと

この節では、RemoteViewのログインの仕組みと、導入前に把握しておきたい準備をまとめます。

🔎 ひとことで言うと
RemoteViewのログインは、手元PCのブラウザでサービスページに入り、パソコンリストから接続先PCを選んで接続する、2段階の認証です。

一般的なWebサービスと違い、操作する側と操作される側の両方に準備が必要です。まずは、使うアカウントと端末の役割を押さえておきましょう。

2種類のアカウント

RemoteViewでは、安全に接続するために2種類のアカウントを使います。どちらも「IDとパスワードのセット」ですが、入力する場所が異なります。

WebログインアカウントAgentアカウント
役割サービスページに入る操作したいPCに接続する
アカウントの単位ユーザーごと会社IDは共通接続先PCごと
入力するタイミングサービスページを開いた直後パソコンリストで接続先PCを選んだ後
入力するもの会社ID・ユーザーID・パスワード会社IDはEnterpriseの場合のみAgentID・パスワード
⚠ よくある取り違え
接続先PCを選んだ後の画面で、サービスページのIDとパスワードをもう一度入力してしまい、エラーになるというお問い合わせを多くいただいています。利用者への案内資料にも、2つのアカウントは別物だと書いておくと問い合わせを減らせます。

接続先PCと手元PCの準備

操作される側と操作する側で、行う準備が異なります。

会社・オフィス
接続先PC
遠隔操作を受けるためのプログラム「Agent」をインストールします。インストールには管理者権限が必要です。ライセンスは接続先PCの台数分です。
自宅・外出先
手元PC
ブラウザでサービスページにログインし、ビューアを準備します。RXビューアと改善型ビューアは、初回に「Simple Launcher」のインストールが必要です。Webビューアはインストールせずにブラウザから接続できます。

ご契約後の初回ログインの流れ

初めてログインするときは、次の順番で進めます。Agentを先に入れないと、ユーザーの作成や設定に進めない点に注意してください。

1
STEP 1 管理者でログイン
サービスページに管理者アカウントでログインします。初回は、案内に従ってメールアドレスを登録し、届いたメールで認証します。
2
STEP 2 2段階認証でログイン
もう一度ログインすると、2段階認証の画面が表示されます。登録したメールアドレスに届いた6桁の認証コードを入力します。
3
STEP 3 Agentをインストール
Agentが1台も入っていない状態では、一般ユーザーの作成や各種設定を行えません。最初に接続先PCへAgentを入れます。
4
STEP 4 ユーザーを作成
管理画面にPCのアイコンが表示されたら、ユーザーを作成し、使うPCを割り当てます。これで遠隔接続を始められます。
🖥 多数のPCに入れるとき
画面の案内に沿わずにインストールできる「サイレントインストール」の方法を、ヘルプデスクの「Agentのサイレントインストールについて」で案内しています。Windowsの管理者権限で実行する必要があり、macOSには対応していません。利用環境によっては正常にインストールできないことがあり、動作保証の対象外としているため、まず数台で試してから展開してください。

手順の詳細は、ヘルプデスクの「ご契約後の初めてのログイン手順」と「Agentプログラムのインストール方法」で確認できます。

RemoteViewへのログイン手順:クラウド型・オンプレミス型・モバイルアプリ

この節では、クラウド型・オンプレミス型・モバイルアプリのそれぞれで、ログインから接続までの流れを確認します。

クラウド型のログイン手順

1
STEP 1 サービスページに入る
手元PCのブラウザでサービスページを開き、会社ID・ユーザーID・パスワードを入力します。会社IDの入力は、Enterpriseを利用している場合だけです。
2
STEP 2 ビューアを準備
RXビューアを使う場合は、初回にSimple Launcherをインストールします。Webビューアを使う場合は、この手順を省けます。
3
STEP 3 接続先PCを選ぶ
パソコンリストに表示された接続先PCのアイコンを右クリックし、使うビューアを選びます。
4
STEP 4 Agentアカウントを入力
Agentのインストール時に設定したAgentIDとパスワードを入力します。接続先PCの画面が表示されれば完了です。
🌐 Webビューアを使うときの注意
Webビューアは、WindowsではChromeとEdge、macOSではSafariに対応し、Chromebookからも使えます。ただし、許可MACアドレス設定を使っている場合は、WebビューアでもSimple Launcherのインストールが必要です。

オンプレミス型のログイン

オンプレミス型は、自社の環境にRemoteViewのサーバーを構築して使う形態です。構成は環境や仕様によって変わるため、ログインするサービスページのアドレスや、事前に確認すべき通信の条件は、構築時の資料や販売窓口で確認してください。

自社でサーバーを運用する場合に確かめたいこと
  • ✅手元PCからサーバーへの通信が、社内のファイアウォールやプロキシで止められていないか
  • ✅サーバー証明書の有効期限が切れていないか
  • ✅管理者アカウントでの初回ログイン後に、ユーザーの作成と権限の設定を誰が行うか

モバイルアプリからのログイン

iOS・Android向けのRemoteViewアプリを使うと、スマートフォンやタブレットから接続先PCを操作できます。外出中に社内PCを確認したい場面などで役立ちます。

モバイル端末からの接続はRemoteViewアプリだけが対象で、Webビューアは使えません。アプリストアからRemoteViewアプリをインストールして使います。

クラウド型とオンプレミス型の違い

クラウド型オンプレミス型
アクセス先サービスページRSUPPORTが提供自社に構築したサーバーアドレスは環境ごとに異なる
手元PCの準備ビューアを準備Webビューアならインストール不要構築時の仕様による販売窓口・構築担当に確認
事前に確認すること社内ネットワークの通信許可外向きの80番・443番ポートサーバーへの通信と証明書自社で管理

導入前のセキュリティ設定チェックリスト

この節では、ログインを組織全体に展開する前に決めておきたいセキュリティ設定を、チェックリストの形で整理します。

📘 公的なガイドラインの考え方
総務省の「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」(2021年5月)は、システム・セキュリティ管理者の基本対策として、可能な限り多要素認証を強制すること、接続IPアドレスを制限すること、利用者認証に一定回数失敗したらロックすることなどを挙げています。
IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン(第4.0版)」(2026年3月)も、VPNや重要なシステムを使う場合は、可能であれば多要素認証などの認証強化機能を使うよう求めています。

RemoteViewでは、こうした対策を管理画面の設定で行えます。設定漏れは後のインシデント対応を難しくするため、展開前に次の6項目を一度通しで確認してください。

012段階認証の有効化
ログイン時に、OTPまたはメールアドレスによる認証を設定できます。IDとパスワードだけでは、認証情報が漏れたときに不正ログインを防げません。全ユーザーに適用するのが基本です。
02許可IP・MACアドレス
接続を許可する場所と端末を登録し、それ以外からの接続をブロックします。設定は管理者アカウントだけが行え、全体かユーザーごとかを選べます。手元PCがChromeOSの場合、MACアドレスの設定は使えません。
03海外IPログインブロック
アカウントを作成した国以外からのログインを遮断する機能です。海外出張などで国外から使う予定があるかを確かめたうえで、使い方を決めます。
04パスワードポリシー
パスワードの強度や定期変更を設定できます。ログインの失敗が一定回数を超えたとき、アカウントをロックすることもできます。
05使用者権限の設定
遠隔エクスプローラー、遠隔制御、画面キャプチャ、プリント、録画、ファイル送受信、クリップボードの使用を制限できます。全員に同じ権限を与えず、業務に必要な範囲に絞ると内部不正のリスクを抑えられます。
06接続履歴の確認
接続の開始・終了の時刻、ユーザー、端末が記録されます。インシデントのときに誰が履歴を確認するか、どのくらいの頻度で見直すかを決めておきます。
✅ あわせて使いたい機能
遠隔画面ロック信頼できるデバイスの登録SAML連携

設定の手順は、ヘルプデスクの「許可IP・MACアドレス設定方法」や「使用者権限(アクセス権)の設定方法」で確認できます。

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RemoteViewにログインできない場合のよくある原因と対処法

導入直後や設定を変えた後は、「ログインできない」「接続先PCにつながらない」という問い合わせが情シス担当者に集まりがちです。原因はいくつかのパターンに絞られるため、次の順番で確かめると解決までの時間を短くできます。

1アカウントの取り違え
「入力情報が違います」と出る場合は、入力しているIDとパスワードが今の画面に合っているかを確かめます。サービスページではWebログインアカウント、接続先PCを選んだ後はAgentアカウントです。
2パスワード忘れ・ロック
一般ユーザーは、管理者が初期化を許可していてメール認証が済んでいれば、ログイン画面の「ID/パスワードをお忘れの場合」から仮パスワードを受け取れます。それ以外は管理者に変更を依頼します。
3接続先PCの状態
接続先PCの電源が入っていない、ネットワークが切れている、Agentが正常に起動していない、といった原因がよく見られます。タスクトレイのAgentのアイコンも確認します。
4社内ネットワークの制限
RemoteViewが使うのは、外向きの80番・443番ポートだけです。管理画面の「環境設定 > ダウンロード > サーバドメイン・IP一覧」の内容を、すべて許可リストに登録します。
5許可IP・MACの制限
自宅や外出先のIPアドレス、手元PCのMACアドレスが登録されていないと接続できません。設定を有効にした直後は、登録漏れがないかを確認します。
6自社運用のサーバー
自社でサーバーを運用している場合は、サーバー証明書の期限切れでログイン画面が表示されないことがあります。期限の確認を運用の予定に組み込んでおきます。
主な原因対処
「入力情報が違います」と出るアカウントの取り違え今の画面に合うIDを入力
ログインできないパスワード忘れ・ロック仮パスワードの発行か管理者に依頼
接続先PCにつながらない電源・ネットワーク・Agent接続先PCの状態を確認
サービスページに届かないファイアウォール・プロキシサーバドメイン・IP一覧を許可
特定の場所・端末だけ入れない許可IP・MACアドレス登録内容を確認

それでも解決しない場合は、ヘルプデスクの「ネットワークチェックおよびログの取得方法」に沿ってログを取得し、サポートへお問い合わせください。

よくある質問(FAQ)

QスマートフォンのブラウザからRemoteViewに接続できますか?
Aモバイル端末からの遠隔接続は、iOS・Android向けの「RemoteViewアプリ」だけが対象です。Webビューアでの接続はできないため、アプリストアからRemoteViewアプリをインストールして利用してください。
Q2段階認証を毎回入力する手間は減らせますか?
A信頼できるデバイスを登録しておくと、そのデバイスでは次回以降の2段階認証を省略できます。自分のPCやスマートフォンなど、本人しか使わない端末に限って登録してください。
Q許可IPアドレスを設定すると、管理者も外からログインできなくなりますか?
A許可IP・MACアドレス設定の対象はマネージャーとユーザーのアカウントで、管理者アカウントは制限されません。設定は管理者アカウントだけが行え、全体に適用するか、ユーザーごとに適用するかを選べます。
Qシングルサインオン(SSO)でログインできますか?
ARemoteViewはSAML連携に対応しており、ヘルプデスクで設定方法と制約事項を案内しています。1つの会社IDに登録できるIdPは1つなど、制約があるため、利用できる契約や構成は販売窓口に確認してください。
Qクラウド型とオンプレミス型でログイン方法は違いますか?
Aクラウド型は、RSUPPORTが提供するサービスページにブラウザからログインして使います。オンプレミス型は自社の環境にサーバーを構築する形態で、構成は環境や仕様によって変わります。ログイン先のアドレスや事前に確認すべき通信の条件は、構築時の資料や販売窓口で確認してください。

まとめ

✅ この記事のおさらい
  • 2種類のアカウント:サービスページに入るWebログインアカウントと、接続先PCにつなぐAgentアカウントを使い分けるのでした。
  • 初回の流れ:管理者でログインしてメール認証と2段階認証を済ませ、Agentをインストールしてからユーザーの作成に進みます。
  • ログインの手順:クラウド型はサービスページから、モバイルはRemoteViewアプリから接続します。オンプレミス型は構築時の仕様を確認します。
  • セキュリティ設定:2段階認証、許可IP・MACアドレス、海外IPログインブロック、パスワードポリシー、使用者権限、接続履歴を展開前に決めておきます。
  • ログインできないとき:アカウントの取り違え、パスワード、接続先PC、社内ネットワークの順に確かめるのが近道でした。

ログインの仕組みと設定の順番を先に押さえておくと、展開後の問い合わせを減らせます。RemoteViewの機能はセキュリティ機能のページでも確認できます。

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