東長崎駅前内科クリニック
Customer Success story電子カルテとRemoteViewを活用し、患者様の情報を守りつつ業務を効率化。
ペーパーレス化を進める東長崎駅前内科クリニックの取り組み
東長崎駅前内科クリニック
- 利用規模
- 1ユーザ
- 利用用途
- 電子カルテの閲覧
東長崎駅前内科クリニック院長
吉良 文孝 氏
- 導入前の課題
-
- 別のフロアの施術室で電子カルテを閲覧したい
- 導入後のランニングコストを抑えて運用可能なツールがほしい
- 患者の個人情報を保護しながらカルテの閲覧がしたい
- 導入後の効果
-
- 院内の複数の場所から電子カルテの閲覧が可能に。
- リーズナブルな料金体系で負担なく運用できている
- 二段階認証などセキュアな通信で安心して接続・閲覧が可能
01 導入前の背景や課題
「おなかの悩みから開放されることで、人生を楽しく過ごせるお手伝いがしたい」
という診療方針を掲げる東長崎駅前内科クリニック。
| 事業内容をお聞かせください。
吉良さま:当院は2018年6月に、東京都豊島区の東長崎駅の駅前にオープンしました。当院は一般内科から消化器内科まで幅広い診療内容を扱っているだけでなく、胃カメラ・大腸カメラ検査といった新しい医療技術を積極的に導入することで、患者様の健康維持をサポートしています。
また、当院では自費診療に取り組んでいることも特徴です。専用の機材を導入し、腸内洗浄や腸内フローラ検査といったより専門的な医療をご提供しており、クリニックと同じビル内の別フロア(3階)で施術しています。動線を可能な限りクリニックと分けていることで、感染症対策としても有効です。
患者様をお腹の悩みから開放すること、そして人生を楽しく過ごすお手伝いをすることを使命として掲げ、日々患者様に向き合っています。
| これまでどのようにITツールやデジタル技術を活用してきましたか。
吉良さま:当院ではペーパーレス化を目指し、極力紙を使わないで業務を回せるように設立当時からITツールの導入を進めてきました。
クラウド上で機材のマニュアルを共有したり、院内のやり取りをメール上で行ったり、電子カルテの導入もその一環です。
紙はプリンターやインク代がかさむだけでなく、情報のやり取りには直接手渡しする必要があるため、担当者が移動する手間と時間も発生します。
また、どこにいても情報を確認できる状態にするためにも、ペーパーレス化は取り組むべきだと認識していました。
患者様の個人情報を守りつつ、電子カルテを複数の場所で閲覧したかった
| RemoteView導入の背景にあった課題をお聞かせください。
吉良さま:RemoteViewと同時に、当院の設立当初から電子カルテの導入を検討していました。その背景には、患者様の個人情報を守りながら、診察室以外の場所からカルテを確認したいという考えがあったのです。
例えば自宅や、自費診療を行う別フロアの検察室や回復室からでも患者様のカルテを確認することができれば、より便利になるはずです。また、当院が入っているビルの構造上、1階フロアと別フロアは院内でインターネット回線をつなぐことができず、フロアをまたいで電子カルテを使うことができなかったことも課題でした。
そこで、場所を問わずに電子カルテを確認できるツールとしてリモートアクセスツールの導入が必要になったのです。
| RemoteViewの導入では、どのような機能が求められましたか。
吉良さま:私が求めていた機能はシンプルで「電子カルテを診察室の外から見ることができること」でした。また、デバイスはノートPCのみ、電子カルテだけを閲覧することを想定していました。検討の結果、電子カルテのシステムとセットでRemoteViewの導入を決定しました。
02 選択のポイント
1日2、3回はフロアをまたいで電子カルテを閲覧。導入もスムーズに完了
| RemoteView導入後、どのようなシーンで活用していますか。
吉良さま:基本的には、私以外の看護師や腸内洗浄セラピスト、医療事務のスタッフが当院の3階で診察や施術を行う際に活用しています。2台の院内ノートPCにRemoteViewを利用できるようセットしており、電子カルテのデータを格納したPCといつでも画面を共有できる状態です。
1日2、3回の利用頻度で、診察や施術の際に患者様の診療履歴や各種情報を確認するといったシーンで活用されています。
| RemoteViewの導入はスムーズに進みましたか。
吉良さま:それほど時間はかからずに導入できました。Web問診や遠隔診療の導入など、もともとデジタル活用を進めていたこともあり、スタッフも違和感なく操作することができたと思います。2台のPCにも、まるで電子カルテがインストールされているかのように操作できていますね。
03 製品の活用について
日々の業務に浸透するRemoteView。ランニングコストも評価ポイント
| RemoteView導入によって、業務はどのように変化しましたか。
吉良さま:RemoteViewがないと、大変ですね。電子カルテの患者様情報を確認するためだけに、わざわざ3階から1階まで移動するのは現実的ではありません。もしRemoteViewを導入していなければ、1階で紙に患者様情報のメモを取らなければならず、ペーパーレス化の方針に逆行します。
また、3階のノートPCからでも電子カルテを確認できることによって、患者様に適切な医療をご提供できるだけでなく、過去の施術情報をきっかけにコミュニケーションを取ることができます。
| RemoteViewの費用対効果についてのご感想をお聞かせください。
吉良さま:月々の費用が高いツールではまったくないため、このままの運用で問題ないと判断しています。無理なく活用できる料金体系だと思いますね。
04 導入後の成果と今後の取り組み
クリニック数を増やしていく際は、RemoteViewと電子カルテを活用していきたい
| 今後の展望をお聞かせください。
吉良さま:当院では、より多くの患者様をお腹の悩みから開放することを目指して、クリニック数を将来的に増やしていきたいと考えています。その場合、1つの電子カルテに複数のクリニックからアクセスする必要があるため、今よりもRemoteViewを活用することになりそうです。
| RemoteViewはどのような企業におすすめできるでしょうか
吉良さま:当院と同じく、クラウド非対応の電子カルテを導入されているクリニックの中でも、複数のフロアや部屋がある建物の場合はおすすめできると思います。電子カルテのクラウド化がまだまだ進んでいない現状では、RemoteViewのようなツールを活用することによって患者様の情報を守りつつ、効率的にクリニック運営をすることができます。
当院のスタッフにとって、RemoteViewは良い意味で特別なツールではありません。日常の業務の中で、当たり前のように活用できています。日々の診察になくてはならない、「電子カルテの分身」のようなツールだと思いますね。
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